尽きない興味の歴史

自身の興味あることが誰かのお役に立てれば

退職に至るまで その1

「憎まれっ子世に憚らず」を信じて「逆境力」を磨く

 

前職を退職する7年ほど前に人事異動がありました。
後世を担うエンジニアを育てたいと思い専門学校の教員になったのですが、
思いがけず業界の洗礼的なパワハラにあい、60歳間近の先輩教員からの
責任のなすりつけで2年程イレギュラーな処遇を受けました。(愚痴)
※新しい知識や技術を持った人材は向上心の低い年配者に疎まれる

 

当時の職場には「面倒なことにはかかわらず楽に働きたい」と考えている
方がいたので、すでに企画が通り予算ももらっている段階で与えられた
仕事を拒否するという、社会人経験に乏しく非協力的な年配者が、中途
採用で社会人としての常識を持っている経験の浅い人材の成長の妨げ
なっていました。

 

経験や知識の浅い者へ「高尚なアドバイスによって自身の立場を有利なも
のとしたい」という、なんとも稚拙で浅はかな人たちが蔓延っていたわけ
ですが、エンジニアや会社員として仕事をしてきた人は、自分で問題を見
つけ解決策を模索することに慣れています。
結局、そういった意識の低い人たちと接しなくても良い結果が出せてしま
ことになるため、忠臣蔵のように伝達されなかったり歪んだ情報を伝え
られたりといった嫌がらせ(だと思います)も受けたのですが、他部署と
の交流により得られた人脈や情報、評価はコミュ力の低い彼らを黙らせる
に十分な効果を発揮してくれました。(ホウ・レン・ソウって大事)

 

様々な方面から自分の力になるような取り組みへ率先して働きかけ参加し、
所属部署外へも意欲と成果をアピールしたことで、外部から正当な評価
いただき、不当な処遇以前よりも高い評価をもらうことができるようにな
りました。

 

結果的にモチベーションの低い人たちも、時代の流れに逆らえず図らずも
年功序列ではない正当な評価によって閑職へ異動となり、意欲的な人材が
活躍できる、より良い職場環境へと革新し、高い顧客満足度を提供できる
職場になりました。

経営者や管理者の向上心が低いといつまでたっても状況は良くならない
で、見切りをつける期限をある程度設定しておくとよいでしょう。

(僕の場合「半期」ごとに検討して再設定が必要なら「次の半期内」に)

 

個人的には効果的な回り道を探す能力を磨くことが、逆境にも耐えられる
力を身に付けられると思っています。