尽きない興味の歴史

自身の興味あることが誰かのお役に立てれば

退職に備える(考える)

まず気にするのはお金
生きるためにはお金が必要です。

 

収入編

退職によってもらえるお金=退職金

 退職金は退職金制度がある会社でしかもらえません
 退職金制度がある場合は、月々の給与から少しずつ差し引かれ、
 来るべきその日のために積み立てられています。
 (就業規則に対象勤務年数や算出式などが記載されています)

 

 退職金制度がない場合、給与から差し引かれることはないため、
 その分手取りが多く(少なく)なっています。

 例)

  退職金制度有り:手取り10万円(積み立て分プラス)

  退職金制度無し:手取り10万円(ありなら9万円なのかも)

  退職時の収入総額は制度有り企業のほうが多くなりますが、
  制度無しの企業では収入総額が少ないことがわかります。

 

 就業規則を読み直し、どれくらいの退職金が手に入るか
 シミュレーションしてみるとよいでしょう。

 

退職によって戻ってくるお金=積み立てなど

 目的があって積み立てているお金なので、戻ってきても安易に
 使い切らず、今後どのように使うのかを検討しましょう。
 (外部の別サービスで積み立てていく、やめる、とか)

 

退職後手に入れることのできるお金=失業給付など

 退職後転職の予定がない場合、条件を満たせば失業給付金を受け取る
 こともきます。(勤続年数などによって生む・金額が決まる)

 

支出編

生活費
 住宅ローン、マイカーローン、家賃、光熱費、通信費、水道料、
 生命保険料、自動車保険料、火災保険料、マンション管理費、学費、
 固定資産税、カードローン、消費者金融、美容費(髪、被服・化粧)、
 養育費、趣味費、その他

 

退職することによって自身で支払うことになるお金
 住民税、国民年金、健康保険など 

 

これらの収入から支出を引いて、今の生活を維持するとしたら
どれくらいの期間で再就職なりの目途を果たすか、というリミットを
明確にしておきましょう。(場合によっては貯蓄を切り崩す覚悟を)

 

できればこれらの準備や理解もなく勢いだけで退職することは控えた
ほうが、離職後の後悔や不安にならないかと思います。

 

僕の場合は退職金と失業給付で当面しのぎつつ求職活動や資格取得を
中心に、あせらず「一生働ける仕事」を模索することにしました。